２０１５年７月３０日（木曜日），ＪＲ浦和駅東口パルコ前において，上記の「夏だ！フェスだ！ミュージック♪」（アンロード・埼玉弁護士会・関東弁護士会連合会共催）が開催されます。
また，その後，憲法違反の安全保障関連法案に反対するパレードを実施します。
みなさま，是非ご参集ください！


《アナウンス》

１．みなさん、こんにちは。埼玉弁護士会です。

２．さて、今日は、衆議院で強行採決された「安保法案」の撤回と廃案を求めて、私たち埼玉県弁護士会は、多くの市民の皆さんと一緒に歩いています。

３．この「安保法案」は、日本が攻撃を受けていないのに外国に対して武力攻撃を行うという集団的自衛権の行使も含む内容です。

４．憲法９条の解釈については多くの議論があります。しかし、少なくとも集団的自衛権は行使できない、というのが、政府と国会で何十年にもわたり積み重ねられてきた解釈です。ところが、安保法案は、政府自身が確立してきた憲法解釈さえも覆すものです。

５．そもそも憲法は、国家という大きな権力が暴走しないように、縛りをかけるためのものです。政府が一番守らなければならないルール、それが憲法です。政府が憲法に違反する法律を好き勝手に作ることは、立憲主義という近代国家の大原則を破壊する暴挙です。

６．私たち埼玉県弁護士会は、違憲立法である「安保法案」の撤回と廃案を、強く求めています。ぜひこのパレードにご参加ください。一緒に歩きましょう！

７．それでは、みなさんでコールをやりたいと思います。準備はいいですかー？？？　


《シュプレヒコール》

日本国憲法は戦争をしないと決めました　そうだ～！

国民が政府に戦争をすることは認めないと決めたのです　そうだ～！

戦争をしない日本が好きです　そうだ～！

戦争を準備する国は，平和国家とは言えません　そうだ～！

憲法は国家権力が守らなくてはならない法律です　そうだ～！

集団的自衛権とは，日本が攻められていないにもかかわらず，日本が武力攻撃を行うことです　そうだ～！

安保法制は憲法に反します　そうだ～！

憲法違反の法律が通ってもいいのでしょうか？　異議あり～！

政府は，憲法を無視していいのでしょうか？　異議あり～！



武力で日本を守ると決めた時，その武力となるのは私達国民です　そうだ～！

武力となるのは，他の誰でもない私達やその子ども達です　そうだ～！

誰の子も殺されて欲しくありません　そうだ～！

誰の子も殺して欲しくありません　そうだ～！

だから，私達は武力以外の道を考えるしかないのです　そうだ～！

子ども達は私達の宝です　そうだ～！

子ども達を二度と戦争の被害に遭わせるわけにはいきません　そうだ～！

戦争はいつの間にか忍び寄ります　そうだ～！

戦争は，防衛を名目に始まります。そうだ～！

戦争は，兵器産業に富をもたらします。そうだ～！

武力と戦争で国民の生活は良くなりません　そうだ～！

このまま安保法制を成立させていいですか？　異議あり～！

子ども達の命や自由を奪われていいですか？　異議あり～！



武力は抑止力にはなりません　そうだ～！

武力は憎しみを連鎖させるだけです　そうだ～！

武力では何も解決しません　そうだ～！

戦争やテロを無くすのは貧困や不平等を無くすことです　そうだ～！

武力にお金をかけていたら，貧困や不平等は広がります　そうだ～！

武力にお金をかけていたら，戦争やテロがより起こるのです　そうだ～！

教育費や福祉費を充実させて下さい　そうだ～！

貧困や不平等を無くすことこそが抑止力なのです　そうだ～！

軍事費に使うお金はありません　そうだ～！

安保法制は軍事にお金を使うことになります　そうだ～！

安保法制で軍事にお金を使っていいですか？　異議あり～！

安保法制でより貧困と不平等を生み出していいですか？　異議あり～！